【法則その8】不妊と冷え
まずは、あなたの「冷え性」はどのタイプかを知り、それに合った改善の努力を行うことが必要です。
(1)熱の元(エネルギー)が少ない冷え性タイプ
□食事制限のダイエットをしている(よくしている)
□お米や麺類などの穀類をあまり食べない。
□食事は洋食中心である
このタイプの冷え性さんは、体温を作る基となるエネルギー自体が不足している可能性があります。
食事は熱を作り出すエネルギーになりますので、過度な食事制限や、熱や力となる食品(ご飯・麺類・イモ類など)を摂取しないダイエットには、注意が必要です。
また、洋食中心の食生活は、酵素不足になりがちです。せっかく摂取した熱のもとも、消化酵素が不足していては、十分なエネルギーに変えることができません。
今一度、味噌汁や納豆など、発酵食品の多い和食を見直してみては如何でしょうか?
(2)熱を作り出せない冷え性タイプ
□ お腹を壊しやすい
□ 運動不足
□ 食事制限のダイエットをしている(していた)
→ 筋肉量が減ってしまう
□ 肝臓や胃腸が弱い
このタイプの冷え性さんは、せっかく体温の基となるエネルギーはあるのに、それを熱に変える事が出来ていない可能性があります。
熱の基となるエネルギーは、主に筋肉をつかって体温を作り出すほか、食品の「消化」という過程で様々な臓器が働くことにより、熱を作り出しています。ですが、お腹を壊しやすかったり、肝臓や胃腸が弱いと臓器がうまく活動できていない可能性があり、体温を作り出せていないのかも・・・
また、運動不足や過度な食事制限のあるダイエットは、筋肉の発達や筋肉量を減らしてしまいますので、熱を作り出すための十分な運動が、出来ていないのかもしれません。
また、このタイプの方は、臓器も筋肉も、しっかり活動できていないため、代謝率が悪く、太りやすくなる傾向も・・・(>_<)
太ってしまうと、更にダイエットをして代謝を落とすという、悪循環にもなりかねません。
「運動をする時間がない」という方も、普段の生活の中で行われる動きを意識して、姿勢正しくキビキビ動くだけでも、ずいぶん違ってくるようですよ(^^)
(3)作った熱をカラダに供給できない冷え性タイプ
□ 運動不足
□ ストレスが多い
□ 喫煙をしている
□ 貧血気味である
□ ぴったりした服や、ガードルなどの補正下着を愛用
□ 肥満気味
このタイプの冷え性さんは、恐らく、最も多いタイプの冷え性と言えるでしょう。
せっかく体温を体が作り出してくれているのに、その熱が体に行き届かず、特に末端が冷えてしまっている可能性があります。
運動不足・服装・肥満・喫煙は、直接血液の流れを妨げる原因となり、ストレスは自律神経のバランスを乱し、血流障害の原因にも・・・・・。
更に、鉄が足りないと赤血球がうまく働けませんので、貧血も血流を悪くする原因です。
特に、忙しくストレスフルな現代女性に多いチェック項目となっていますが、たとえば、通勤の際には1駅分、景色を楽しみながら歩くなど、運動と気分転換を心がけ、冷え性体質ともサヨナラしたいですね!
(4)外的要因で(自ら)カラダを冷やしているタイプ
□ 冷房の効いた部屋に居ることが多い
□ 薄着がすき
□ 冷たいものを摂取することが多い
このタイプに当てはまるあなたは、せっかく体が正常に機能しているのに、自ら冷えを招く努力をしてしまっているようです。
オフィスや電車などの冷房は、自分で調節することはできませんが、何か1枚羽織るものを持ち歩いたり、夏でも、アイスや冷たい飲み物ばかりは摂取しないなど、心がけていきましょう。
【法則その8】不妊と冷え