4-1、妊娠しやすいからだと女性ホルモン

妊娠しやすいからだづくり 9の法則

妊娠しやすいからだづくり9の法則 【法則その4】妊娠しやすいからだと女性ホルモン

「ホルモンバランスが悪い」と言われても『ホルモンバランスって、一体何のこと?』『どうすればバランスよくなるの?』…と、大まか過ぎてよくわからない!そんなあなたに嬉しい情報が満載です!

【法則その4】妊娠しやすいからだと女性ホルモン

妊娠しやすいからだづくり 9の法則

■妊娠しやすいからだと女性ホルモン

妊娠しやすいからだと女性ホルモン(1)

妊娠を願う女性にとって、「女性ホルモン」「ホルモンバランス」は、とても気になること。とはいえ、むやみに体質改善を望んでも、その目的と原因がバラバラでは、せっかくの努力が水の泡!? なんて事になりかねません。
しかも、女性ホルモンって副作用が心配(>_<)
そんなあなたも、これを読めば 女性ホルモン に詳しくなれちゃいます♪

女性ホルモンってなぁに?

人のカラダに分泌されているホルモンは、およそ40種類。その中でも、妊娠・出産に関わりの深いホルモンは、下垂体から分泌される「黄体形成ホルモン(LH)」と「卵巣刺激ホルモン(FSH)」 そして、卵巣から分泌される「卵胞ホルモン(エストロゲン)」と「黄体ホルモン(プロゲステロン)」があります。
そのうち、卵巣から分泌される後者の2つ、エストロゲンとプロゲステロンが「女性ホルモン」です。

女性ホルモンが分泌される仕組み

女性ホルモンの分泌は、脳の中にある「視床下部」がつかさどっています。

1)視床下部が性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)を分泌し、脳下垂体を刺激。
2)脳下垂体が、性腺刺激ホルモンの「卵胞刺激ホルモン(FSH)」と「黄体刺激ホルモン(LH)」を分泌
3)上記の情報が卵巣に伝達され、2種類の女性ホルモンが作り出されています。

不規則な生活やストレスや疲れは、女性ホルモン分泌までの命令系統を乱し、不妊の要因を作り出します。

まずは、2つの女性ホルモンの働きを、妊娠に焦点を当てながらみていきましょう。

【エストロゲン(卵胞ホルモン)】

月経や妊娠に深く関わっているホルモンで、女性の体を、女性らしい=妊娠しやすい状態に整える作用があります。お肌や髪の潤いや滑らかさにも関与し、女性には嬉しいことの多いホルモンなのです♪

●主な働き

1) 卵胞(卵子を包んでいる袋)の成熟
通常、卵胞の直径が20mm~22mm程度で排卵が起こりますが、卵胞が未成熟だと、生理不順・排卵障害・無月経などの要因となりえる。

2) 頚管粘液(排卵時の粘液)を増やす(精子が子宮に入りやすくなる)
子宮頸管(子宮の入口)は、子宮への細菌の侵入から守るため、普段は乾燥気味になっていて、酸性が保たれ、関所のような役割を果たしています。
排卵期が近づくと、頚管(子宮の入り口)からサラサラな粘液を分泌させ、精子が子宮の中に入りやすいように、また動きやすいように・・といった着床への手助けをします。
→頚管粘液の不足は、着床障害の要因となります。

3) 子宮内膜(子宮の一番内側にある粘膜)を増殖させ、厚くさせる
排卵期になると、約1mm程度だった子宮内膜は、約1cmにまで成長し、受精卵の着床を助けます。6mm以下の厚さでは、着床が困難だといわれています(着床障害の要因)

着床障害は、判断が非常に難しいことから「原因不明の不妊」の大半が、これに関係しているのではないかといわれています。

次は、 プロゲステロン(黄体ホルモン)の働きをみてみましょう >>

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【法則その4】妊娠しやすいからだと女性ホルモン

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