【法則その4】妊娠しやすいからだと女性ホルモン
妊娠を願う女性にとって、「女性ホルモン」「ホルモンバランス」は、とても気になること。とはいえ、むやみに体質改善を望んでも、その目的と原因がバラバラでは、せっかくの努力が水の泡!? なんて事になりかねません。
しかも、女性ホルモンって副作用が心配(>_<)
そんなあなたも、これを読めば 女性ホルモン に詳しくなれちゃいます♪
【プロゲステロン(黄体ホルモン)】
排卵日の少し前から分泌が増え始め、子宮内膜の肥大や、妊娠の継続に大きく関わっています。
ですが、女性らしい美しさを形成するエストロゲンと異なり、月経前や月経中のイライラなど、精神不安定や肌荒れや便秘などを引き起こす要因となる、ちょっと癖のあるホルモンですが、実は、エストロゲンの作用を抑え、バランスを保っているのです(^^)
●主な働き
1) 子宮内膜を栄養分でふかふかにする。
子宮内膜に胎児の為の栄養と水分をたっぷり蓄えた、フカフカベッド状に準備します。
→ 十分な厚さにならないと、着床しにくく、胎児が育ちにくい環境になってしまいます。
2) 頚管粘液の粘度を増す
排卵後は、再び粘度の高い粘液へと変化させ、無菌状態の子宮を守っています。
3) 妊娠の維持
妊娠後(着床後)、胎盤が出来上がるまで分泌を続け、子宮内膜の維持に活躍します。
→ 妊娠後のプロゲステロン不足は、早期流産などを引き起こす要因となります。
卵巣から分泌される2種類の女性ホルモンの違いは、お分かりいただけたでしょうか?
簡単にまとめてみますと、エストロゲンは主に「妊娠しやすいカラダつくり」に大きな役割を果たし、プロゲステロンは主に、「妊娠の維持」に大きく関与しているホルモン。と言えるでしょう。
エストロゲンとプロゲステロンとはいえ、もちろん、妊娠前も妊娠後も、2つのホルモンは分泌されており、その「バランス」によって、状態に適したカラダの変化をもたらしています。
ですので、妊娠前、妊娠中・産後に関わらず、どちらも軽視するわけにはいかない、大事なホルモンであると言えるでしょう。
ですが、みなさんはご存知でしょうか?その大事な大事な女性ホルモン・・・
実は、女性の一生のうちで、わずか「カレースプーン1杯程度」しか分泌されていないのです。
しかも、妊娠しやすいカラダつくりに欠かせない「エストロゲン(卵胞ホルモン)」の分泌量はわずか「ティースプーン1杯」程度なのです!
えっ!?
そんな微量なホルモンで左右されてるの?という声が聞こえてきそうですね。
ですが、そんな微量なホルモンで、大きな変化の出てしまう「女性ホルモン」だからこそ、副作用への心配も含め、取り扱いに慎重になる必要があるのです。
【法則その4】妊娠しやすいからだと女性ホルモン