セックスの回数は、妊娠率に比例する?いえいえ、タイミングを見計らうべき?年間セックス回数が、世界最下位の日本。その現実を、私たちはどう受け止めるべきなのでしょうか。
【法則その7】不妊とセックス
では、セックスの回数が少ないから、日本は不妊が多いのか?
という事ですが、 合計特殊出生率 を調べてみると・・・
2006年の調査によると 、
年間セックス回数の多い国の 出生率は ・・・
ギリシャ | 1.38人 |
フランス | 1.89人 |
ブラジル | 1.90人 |
ロシア | 1.37人 |
ポーランド | 1.27人 |
少ない国の場合 ・・・
日本 | 1.27人 |
シンガポール | 1.27人 |
インド | 2.76人 |
インドネシア | 2.19人 |
スウェーデン | 1.87人 |
この結果を見ると、セックスの回数が必ずしも 不妊につながる訳ではない。
と考えられます。ですが、ここで気になるのはセックスに関しての「満足度」です。
世界の平均満足度が44%というなかで、日本の満足度は、やはり世界最下位レベルの25%でした。
ベルギー・米国・スウェーデンなど、満足度の高い国の出生率は 1.8%前後と高めです。
満足度 | 出生率 | |
ベルギー | 57% | 1.77人 |
米国 | 52% | 2.0人 |
スウェーデン | 45% | 1.89人 |
オランダ | 54% | 1.74人 |
イギリス | 51% | 1.84人 |
逆に満足度の低い国と出生率は
満足度 | 出生率 | |
日本 | 20% | 1.27人 |
ポルトガル | 33% | 1.38人 |
香港 | 30% | 1.02人 |
イタリア | 36% | 1.38人 |
韓国 | 30% | 1.22人 |
よく「妊娠できた時のセックスは違った」といった話を耳にしませんか?
正直、「それは気のせいでしょ~(^^)」と思っていましたが、上記のような調査結果を踏まえてみると 「確かにそうなのかも・・」という気がしてきます。
【法則その7】不妊とセックス