「食」はあなたの体の基礎を作るもの。
食生活が乱れていては、妊娠しやすいからだどころか、健康なからだをつくる事さえ出来ません。「食生活の乱れ=妊娠力の低下」とさえ言えるほど、重要なことなのです。
【法則その1】妊娠と食事 なにはともあれ食生活
■妊娠力を下げる食生活と妊娠力をUPする食生活
まずは妊娠力を下げる食生活を5つのポイントにまとめました。妊娠力をUPする食生活 は、その後で説明しています。
特に、過剰なカロリーの摂取は糖当代謝や脂肪代謝に影響を与え、ホルモンバランスを崩す結果を招きます。さらに、過剰摂取による体重増加を、過度なダイエットで調整しようとすると、そのままホルモンバランスに乱れを招き、生理がとまったりすることも!
といっても、「成人女性の1日の摂取カロリーは○○kcal」といった基準に振り回されないで。1日の運動量も、代謝率も、人それぞれです。
同じカロリーを摂取しても、蓄積される量、燃焼される量はバラバラなのです。
体重計には毎日乗って、自分に合ったカロリー摂取に努めたいですね!
野菜の栽培方法が変化し、長期間の保存や食物を加工することができるようになった一方、本来の食物が含むビタミン、ミネラルが損失されるようになりました。
また、食物の精製もビタミン・ミネラルの不足の大きな要因です。白米、パン、白砂糖、精製塩などの精製食品は、精製する際に、本来含まれていた大事なビタミンやミネラルを捨ててしまっています。
加工食品やインスタント食品の急激な増加。食物の精製で、私たちの生活はとても便利になりました。ですが、本来の「食事」で十分に摂取できていたはずの食物繊維の量は大きく減少しています。
インスタントや加工食品は出来るだけ食べない!と食事に気を使っているあなたでも、野菜や果物の残留農薬、保存や着色などのために食品に添加されている添加物を、知らず知らずのうちに体内に多量に摂取しているのかも・・。
コンビニのおにぎりって、おいしいですよね!しかも、添加物は入ってなさそう(^^)
でも、パッケージの原材料を見てください。
お米を具・のり以外に、色んな添加物の表記がある事に驚くでしょう・・。
「忙しいから」「朝はお腹が空かなくて」という理由で、1日2食の生活や食事の時間がバラバラになっていませんか?
忙しい現代、なかなか規則正しい食事を摂るのは難しい人も多いと思いますが、不規則な食事は過食の原因にもなりやすく、また、自律神経の失調やホルモンバランスの不調を招きます。
上記で説明したような食生活を送っていると、便秘・冷え症・ホルモンバランスの不調・貧血などといった、現代女性の悩みの要因となります。
食生活が原因となり易い「肥満」は、排卵障害の1つである、多嚢胞性卵巣症候群と密接に関係しているとも言われています。
食生活の乱れは、妊娠力ダウンの始まりといっても過言ではありません。
普段何気なく摂っている食事を、見直してみませんか?次は「妊娠力をUPされる食生活」です。
【法則その1】妊娠と食事 なにはともあれ食生活